住友ゴム 本社にてビオトープ「草創の泉」開園式

2011年07月11日

ゴムタイムス社

ビオトープ全景

住友ゴム工業は、生物多様性への取り組みの一環として、本社敷地内(神戸市中央区)で社員の手づくりにより制作を進めていたビオトープ「草創の泉」を完成 させ、6月2日に開園式を実施した。このビオトープは、白河工場(福島県白河市)の「しらかわの泉」、名古屋工場(愛知県豊田市)の「ころもの泉」に続 き、国内3箇所目の設置となる。
開園式では、池田社長による除幕式の後、兵庫県の希少種(絶滅危惧種)に指定されている「イブキシモツケ」の記念植樹や、希少種の「カワバタモロコ」・「メダカ」の放流などを行った。
「草創の泉」は、地元神戸市に生息する小魚の放流や、六甲山系に生息する希少種の植物である「ヘラノキ」「サツキ」「アキニレ」「アリマグミ」「エゴニ キ」「キヨスミギボウシ」等の植樹など、生物多様性へ最大限に配慮している。将来的にはこれらの希少な小魚や樹木、草本を大切に育成し、元々生息していた 地域へ戻していく。
なお、「草創の泉」の名称は社員から募集し、当社のどんぐりプロジェクトや生物多様性を象徴する「草」と、「モノづくり」や「世界一の価値の創造」等同社の理念やビジョンを反映する「創」を意味するものとして、命名された。

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