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自動車用途を例とした、 樹脂成形品の残留応力・反りの解析と変形量の予測

~プラスチック成形品の寸法精度の向上~

ゴムタイムス社

趣旨

 プラスチック射出成形品は、今後の軽量化を推進する上で金属の重要な代替品として期待されている。しかしながら、プラスチック材料は金属材料と比較して、寸法精度が得られにくいという欠点もある。さらに結晶性樹脂を持いた場合や、強化材として繊維を含有させた場合は、より顕著となる。

 ここでは射出成形過程の可視化を通して、この流動→固化の現象を定量化し、残留応力発生のメカニズムを考察する。その結果をもとに、実際のそり量測定データをもとに、残留応力計算の演習を行う。

 さらにその考察をもとに、板厚方向を多層とした数値解析技術により、その変形量の予測に関しての新たな概念を提案する。なお、時間が許す限り、射出成形過程の色々な可視化映像も披露し、ソリ変形だけではなく、様々な成形不良現象の発生メカニズムを紹介する。

日時 2016年08月29日10:30~16:30
地域 東京都
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第4講習室 会場地図
講師 金沢工業大学 工学部 機械工学科 教授 山部 昌 氏 (兼務) 日産自動車(株) 総合研究所 研究企画室 シニア・イノベーション・リサーチャー
受講料 48,600円
主催会社 サイエンス&テクノロジー<S&T>
お申込み

プログラム

1.はじめに

2.射出成形CAE解析とは?
 2.1 射出成形CAEの現状
  2.1.1 流動解析
  2.1.2 流動解析と伝熱解析
  2.1.3 ソリ変形解析

3.射出成形品のソリ発生要因
 3.1 ソリ発生要因
  3.1.1 熱要因
  3.1.2 流動要因
  3.1.3 ソリ解析精度低下要因
 3.2 解析精度向上のために
  3.2.1 成形品の物性測定(熱ひずみ測定)
  3.2.2 線膨張係数の算出
  3.2.3 線膨張係数の予測方法
  3.2.4 成形品の物性測定(分子配向度)
  3.2.5 線膨張係数と分子配向度
  3.2.6 線膨張係数の異方性と分子配向度
 3.3 残留応力計算演習

4.金型内可視化実験
 4.1 実験装置概要
  4.1.1 可視化原理
  4.1.2 可視化金型構造
  4.1.3 PIV法
 4.2 可視化実験
  4.2.1 板厚方向可視化観察結果
  4.2.2 可視化観察からの知見
 4.3 可視化実験と流速分布
  4.3.1 流速分布とせん断力

  □質疑応答・名刺交換□

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