ゴム・樹脂専門の技術ポータルサイト「ポリマーTECH」

実務に役立つインサート成形の基礎技術と留意点

製品設計、材料選定、金型設計・加工、成形などのポイント(実用化サンプルを基に概説します)

ゴムタイムス社

趣旨

 プラスチック製品の高付加価値化のためにインサート成形が採用され、黄銅、ステンレスなどの異材質部品と樹脂の一体化により、部品点数削減、組立工数の低減、コストダウン、薄型化などに貢献してきました。
 しかし、製品の防塵・防水性確保、軽量化、品質安定化など顧客ニーズのさらなる高度化に対応すべく、インサート部品と樹脂との接合面の強固な密着性を実現するインサート技術が開発され様々な製品に適用されつつあります。また、情報化社会の急速な進展の下、スマートフォンなどの情報端末においては、高級感を創出するガラスを使用したインサート成形の開発・実用化も進んでいます。
 本セミナーでは、インサート成形の基礎、インサート成形製品開発時において、実製品の事例を参考に、樹脂製品開発に不可欠な(1)材料、(2)製品設計、(3)金型、(4)成形の各要素技術の観点から留意点を概説します。
 さらに技術動向として、複数の異種素材のインサート成形などについて、サンプル開発事例、タブレット端末への適用可能性について紹介します。

受講対象者

◎プラスチック射出成形製品の設計・開発担当者(初心者~中級者)
◎プラスチック射出成形金型設計担当者(初心者~中級者)
◎プラスチック射出成形生産技術者(初心者~中級者)
◎プラスチック射出成形品品質管理技術者(初心者~中級者)

日時 2019年10月25日10:30~16:30
地域 東京都
会場 森下文化センター3F 第1研修室 会場地図
講師 大塚 正彦(大塚技術士事務所)
講師略歴

 1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。

 NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。

 2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導の傍ら、書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取り組む。

 専門分野は、プラスチック製品設計(汎用部品~超精密部品)、ローコスト・超精密プラスチック・インサート成形金型設計、成形・加工技術開発、コンカレントエンジニアリングによる製品開発、品質工学・5Sによる生産性・品質改善。

 著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』、『実践!射出成形金型設計ワンポイント改善ノウハウ集』がある。 日本技術士会、プラスチック成形加工学会、型技術協会に所属。

受講料 45000円/1人(税別)
主催会社 ゴムタイムス社
お申込み このセミナーに申込む

プログラム

1.インサート成形とは
  1.1 インサート成形の基礎
  1.2 アウトサート成形との相違
  1.3 インサート成形技術開発の背景、原理、留意点
                                    
2.インサート成形製品開発について
  2.1 インサート成形の種類・適用製品例 【ネジ、フィルム、リードフレーム
    (短冊)、フープ、ガラス、金属プレートなど】
  2.2 インサート成形品材料、成形品設計、金型設計・加工、成形、品質確認時
の留意点
                                    
3.インサート部品と樹脂との射出成形接合
  3.1 インサート部品と樹脂との接合方法
  3.2 金属と樹脂との接合構造・強度
  3.3 非強化ガラス・強化ガラスと樹脂との接合構造・強度
                                    
4.ガラスインサート成形・製品化事例【イメージセンサー】
  4.1 製品開発フロー、要求仕様
  4.2 製品設計(インサート構造、反り解析、強度解析)
  4.3 成形材料、金型設計(強度解析)・構造
  4.4 成形、品質保証
  4.5 不良内容・対策
                                    
5.技術動向
   5.1 (光学用、医療用)曲面ガラス/樹脂のインサート成形
   5.2 スマートフォンのガラスインサート成形、狭額縁タッチパネルのインサート
成形
   5.3 (工場内センサー、カメラレンズ)ガラス/樹脂/金属のインサート成形
                                    
6.まとめ

関連キーワード: ·