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基礎から学ぶゴムと異種材料の接着技術とその応用

~接着剤の選定から樹脂や金属の接合技術と応用事例、トラブル対策まで~

ゴムタイムス社

趣旨

 自動車業界はもとより、さまざまな分野において軽量化、小型・薄型化といったニーズから、接着剤等を使用しての異種結合への注目度が高まってきています。
 本セミナーでは、ゴムを中心とした複合化技術について、ゴムの特性や基礎知識からその機構を中心に全体を概観する形で説明します。複合化についてのより実際的な技術、接着剤の種類や特徴、接着剤を使用せずに結合させる接着技術など、特にゴムに関連する製造技術=ものづくりについて解説します。
 また、複合化技術を使用した活用案や採用事例などについても、実際の製品写真などにより解説します。特にゴムの複合化技術についての基本と方法をご検討されている設計者の方や、接着・結合についてお困りの製造技術・品質保証に関わっておられるすべての方々のより良い理解の助けになればと思います。

受講対象者

◎異種材料との接着技術などの加工技術に携わっている方
◎自動車、鉄道、機械、電気・電子、医療、建築、宇宙・航空、化学メーカーなどでゴム製品開発に携わる方
◎ゴム材料、異種被着体ごとの接着剤の選択、表面処理など接着技術に携わる方

日時 2019年07月12日10:30~16:30
地域 東京都
会場 森下文化センター3F 第3研修室 会場地図
講師 中山義一((㈱中野製作所 タスクマネジメントグループ マネージャー)
受講料 45000円/1人(税別)
主催会社 ゴムタイムス社
お申込み このセミナーに申込む

プログラム

第1部
1. ゴムの基礎知識
  (1). ゴムとは
    a. 架橋と加硫の違い
    b. ゴムの魅力

  (2). ゴムの配合設計
    a. 材料及び配合設計要素
    b. 加硫温度・時間が物性に及ぼす影響
    
  (3). 一般的な製造工程及び成形方法による
     利点と問題点
    a. コンプレッション成形
    b. 巻蒸し成形
    c. キャスティング など

  (4). ゴムの物理的特性
    a.ゴムの変形
    b.ゴムの摩擦・摩耗 など

  (5). ゴムのトラブルと対策
     ・ゴムローラのトラブル及び対策事例

第2部
2. ゴムの複合化について
  (1). ゴム-金属の複合化/接着
    a. 製造時のポイント
・接着剤の種類や選定方法
     ・難しい接着剤塗布の方法や勘所
     ・材質による金属表面処理方法の勘所
   
  (2).ゴム-金属の複合化/物理結合
    b.DLANP接合技術のご紹介  

  (3). ゴム-樹脂の複合化/分子間結合
    c. ラジカロック接合技術のご紹介
  
  (4).ゴム-樹脂の複合化/物理結合
    d.AKI-Lock接合技術のご紹介

3.接合技術の活用
  (1). ゴムの優れた物性を活かす
    a. 複合化による機密性向上を利用した
      各種パッキンの製造
    b. 高摩擦・耐摩耗性・樹脂を使用することによる
      軽量化と高機能化の両立

  (2). 金属代替による軽量化
    a. ゴムローラなどの軽量化による
     モーター負荷低減
    b. 成形品である樹脂への置き換えによる
     コストダウン 

  (3). 環境に優しい製品づくりへの活用
    a. 溶剤による環境汚染レス
    b. リサイクルできないゴム使用量の低減
    c. シリコンなどの難接着材料への複合化

  
  (4). 複雑な形状の製品化
    a. 3D形状の筐体に複合化
    b. 必要な部分に必要な形状で複合化
    c. 接着面積の小さな部分に強固に結合

4. 応用事例
  (1). 弱電関連
   a. 各種搬送用及び給紙機構などのゴムローラ
   b. 携帯端末などの防水

  (2). 自動車関連
   a. エンジンカバーなどのパッキン
   b. ラジエーターのマウント
   c. モーターカバー

  (3). スポーツ関連
   a. マラソンシューズの靴底
   b. 各種道具のすべり止め

  (4). その他、今後の可能性など
   a. 部品の脱落が不可な食品機械への応用
   b. 高グリップ力を利用した福祉用器具

その他、実際にサンプルなどを使いわかりやすく説明します。

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