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久留米工業高等専門学校・九州支部協定締結記念講演会

ゴム材料の可視化技術

ゴムタイムス社

趣旨

九州支部では「ゴム材料の可視化技術」をテーマとして第4回秋季ゴム・エラストマー技術講座を開催いたします。今回は久留米工業高等専門学校と九州支部との協定を記念した講演会です。ご専門の先生方による最新動向をご紹介いただきます。奮ってご参加ください。

日時 2016年11月25日09:30~16:30
地域 福岡県
会場 久留米工業高等専門学校  専攻科棟教室 会場地図
講師 久留米工業高等専門学校教授 平川 靖之氏、住友ゴム工業株式会社研究開発本部シニアリサーチャー 土肥 英彦氏、九州大学先導物質化学研究所准教授 小椎尾 謙氏、株式会社豊田中央研究所高分子成形・力学研究室主席研究員 福森 健三氏、東京工業大学物質理工学院応用化学系・応用化学コース教授 中嶋 謙氏
受講料 会員(協賛団体)3,000円、会員外5,000円 ただし、学生会員、久留米工業高等専門学校の教職員・学生は無料
主催会社 日本ゴム協会
お申込み

プログラム

9:30~9:40   開会挨拶
久留米工業高等専門学校 三川譲二校長、
(一社)日本ゴム協会九州支部 西村伸支部長
 
【座長】(株)久留米リサーチ・パーク 大﨑 徹郎(仮)
9:40~10:40
「テラヘルツ分光法によるゴム可視化・評価の可能性」
久留米工業高等専門学校 教授 平川 靖之氏
新しい分光法として注目されているテラヘルツ分光法について、テラヘルツ光や時間領域分光法の原理などの基本的な事項の説明に加え、実用化例を紹介する。そして、配合剤分散評価や加硫反応可視化などのゴム製品評価への応用について実験データとともに紹介する。
 
10:40~12:10
「ゴムのナノ構造解析」
住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 シニアリサーチャー 土肥 英彦氏
ゴムの中の複雑な不均一構造を精密に可視化する技術として、Nano Imaging Analysisについて紹介する。ゴムの伸長挙動ポリマー/フィラー界面解析、不均一架橋構造解析などについて述べ、ゴムの架橋・補強・破壊に関する考察と理解を深めたい。
 
【座長】(株)久留米リサーチ・パーク 藤 道治(仮)
13:10~14:10
「放射光X線散乱・回折法を利用したエラストマー材料の分子鎖凝集状態解析」
九州大学先導物質化学研究所 准教授 小椎尾 謙氏
高輝度X線を用いた小角散乱/広角回折測定は、測定に要する時間がミリ秒オーダーであり、材料に様々な刺激を印加した状態での時分割評価を可能にしている。本発表では、エラストマー材料に単純一軸伸長や周期的ひずみなどの力学刺激下におけるミクロ相分離構造、結晶構造などの凝集構造変化について報告する。
 
14:10~15:10
「放射光を利用した硫黄架橋配合ゴムの架橋反応解析」
株式会社豊田中央研究所 高分子成形・力学研究室
主席研究員 福森 健三氏
放射光を利用した時分割X線吸収微細構造(XAFS)測定によるゴムの硫黄架橋反応解析法を紹介する。各種配合系について、架橋反応の進行に対応したZnOと架橋促進剤や硫黄との反応に伴いZnSが生成する過程に着目し、XAFSスペクトルの時間変化のその場観察に基づく架橋反応速度の評価を可能にした。
 
15:20~16:20
「ナノ触診AFMで解き明かすゴムのナノスケール力学物性」
東京工業大学 物質理工学院
応用化学系・応用化学コース 教授 中嶋 謙氏
ナノ触診原子間力顕微鏡(AFM)はナノスケールの空間分解能で材料の力学物性を解析できるツールである。このツールを用いてゴム・エラストマーの諸問題に肉薄した結果について報告する。フィラー充填ゴム、マリンス効果、不均一応力分布、熱劣化、熱可塑性エラストマーなどがキーワードとなる。
 
16:20~16:30   閉会挨拶 大﨑徹郎実行委員長

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