ゴムタイムス70周年の画像

次世代向け連続混練機COMPEO 株式会社ブッス・ジャパン 平井和彦

2019年04月15日

ゴムタイムス社


ポリマーTECH Vol.1(31-34ページ)より
特集1 押出成形・射出成形技術の最新動向 ゴム・エラストマー混練のためのブッス・ニーダー技術と次世代向け連続混練機COMPEO 株式会社ブッス・ジャパン 平井和彦

1 はじめに
 スイスのブッス社は、1946年に単軸往復動混練機であるブッス・ニーダーの開発製造を開始し、これまで70年以上にわたりプラスチック業界、食品業界などにおける混練工程の生産性向上、製品品質向上に貢献してきた。その代表例として、ケーブル絶縁用コンパウンド、医療用の高品質PVCペレット、ハロゲンフリー難燃ポリオレフィン(HFFR)、架橋ポリエチレン(XLPE)のペレット、食品産業におけるチューインガム用ガムベースなどがある。
 現在に至るまで、より強靭で耐擦傷性、難燃性、耐候性などにも優れ、かつ省エネにもつながる材料の需要が着実に伸びでいる。このような特性は、多種多様な添加剤を均一に混合することでしか得ることはできない。こうした状況を踏まえ、これまで長年にわたり連続混練機を開発製造してきた専業メーカーとして、温度に極めて繊細で敏感な化学材料の加工に用いられてきたその混練技術を進化させてきた。2018年には、これまでのブッス・ニーダーの技術を踏襲した次世代に向けた新しい連続混練機を開発した。

2 ブッス・ニーダー技術
 ブッス・ニーダーでは、スクリューが単純な回転ではなく、一回転する間に軸方向に一往復する動作を繰り返す。スクリューは混練フライト(羽根)を持ち、混練ピンが混練フライトの開口部に

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