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スタッドレスタイヤとは?

2016年01月27日

ゴムタイムス社

  タイヤには大きく分けて、夏用タイヤと冬用タイヤの2種類がある。「スタッドレスタイヤ」とは、このうち冬用タイヤのことだ。

 

 冬用は、かつてはスタッド(鋲)が付いたスパイクタイヤが使われていた。しかし、鋲が路面を削って粉塵が発生することが問題となったため、鋲がない(スタッドレス)タイヤを開発。現在では、スタッドレスタイヤが主流となっている。

 

 スタッドレスタイヤと夏タイヤとの大きな違いは、ゴムの質と構造だ。

 

 質の点では、スタッドレスタイヤには低温でもしなやかさを失わないような、特殊配合のゴムが使われている。

 

 構造については、まず地面と接触するトレッド面の溝が夏タイヤに比べ深くなっている上、サイプと呼ばれる細かな切れ込みが入っている。

 

 深い溝は積もった雪を噛むように圧縮して固めるためのもので、これにより駆動力を得て前に進む。一方、サイプは滑りの原因となる路面の氷上にできた水膜を取り込んで除去するとともに、氷面・雪面を引っかくことでグリップ力を確保する。

 

 各メーカーでは、独自の技術によりこれらの性能を向上させる取り組みを行っている。例えば、ブリヂストンは「アクティブ発泡ゴム」、住友ゴム工業は「ナノフィットゴム」、横浜ゴムは「スーパー吸水ゴム」、東洋ゴム工業は「NEO吸着ナノゲルゴム」、ミシュランは「マイクロポンプ」、グッドイヤーは「アクアフィラー」、コンチネンタルは「3Dサイプテクノロジー」、ピレリは「デュラ・フレキシィコンパウンド」といった技術を開発して採用している。