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先物取引メモ

よく使われる取引用語の解説です。

【大引け】

 一日の最後の取引のこと。

 午前の取引を「前場(ぜんば)」、午後の取引を「後場(ごば)」と呼び、それぞれ最後の取引が「引け」である。

 後場の引けは一日の最後の取引であるため、一般に「大引け」と呼ぶ。

【ポジション】

 売買約定をしたままで未決済のもののこと。

 「建玉(たてぎょく)」とも呼ぶ。

 また、取引の人気が高まって取組高が増加した後、買い方は転売して、売り方は買い戻しを行う。これにより、ポジションが整理されて減少するため、これを「ポジション整理」と言う。

【天然ゴムの木】

 天然ゴムの原産地はブラジルのアマゾン流域。

 19世紀にイギリス人が種子を持ち帰り、植物園で発芽に成功させて東南アジアに持ち込んだ。現在、タイ、インドネシア、マレーシアの主要3ヵ国で天然ゴム生産全体の7割以上を占めている。

 ゴムの木は植えてから5~6年で樹液(ラテックス)を採取できるようになり、樹液が採れる期間は25~30年。リーマンショック前に増産のため植えられたゴムの木が、ちょうど樹液を出す時期を迎えており、天然ゴム市況に大きな影響を与えている。

【押し目買いとは?】

 チャートで判断して購入する方法の一つ。

 上げ基調の相場が一時的に安くなったのを見計らい、過去の一定期間の株価の平均値(移動平均線)と接する部分を「底値」と考えて、その底値に近づいた状態、あるいは底値を少し下回った状態で購入する。

 例えば、上昇トレンドを描いている銘柄でも常に株価が上がり続けるわけではなく、時には売りの方が強く株価が下落することがある。調整局面と見れば一つの買い場となるが、上昇トレンドかどうかを見極めるのはかなり難しい。

【RSSとTSR】

 RSS(燻煙シートゴム)はゴム液を凝固させてシート状に圧延したものを燻煙して仕上げる。

 TSR(技術的格付けゴム)は、原料であるラテックスや固形ゴムを粉砕、水洗いしたのち、熱風で短時間に乾燥させたもの。

 RSSは現在はほとんどタイでしか生産されていない。TSRの産地は多様だが、インドネシアのシェアが大きい。

 東京工業品取引所では「RSS3号」が上場され、シンガポール取引所では「RSS3号」と「TSR20号」が上場されている。

【先限、当限とは?】

 取引所の先物取引において、最終決済を行う月を「限月(げんげつ)」という。例えば6月の取引では、決済が一番先の11月限を「先限(さきぎり)」と呼ぶ。「期先(きさき)」という場合もある。

 これに対し、一番近い決済月の5月限を「当限(とうぎり)」と呼ぶ。「期近(きぢか)」ともいう。

 先限は出来高が多く人気が集中する一方、現物の実勢と判断される当限と比べることで、相場の局面を知ることができる。