【TPE特集】クラレ タイに新プラント建設へ

2016年09月23日

ゴムタイムス社

 クラレは需要が拡大している水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー(HSBC)の新プラント(生産能力1万6000t/年)をタイのラヨン県マプタプット、石油化学コンプレックス内のヘマラ・イースタン工業団地に建設するための詳細検討を開始した。タイのPTT・グローバル・ケミカル・パブリック・カンパニー、住友商事とのタイにおけるHSBCなどを含むブタジエン誘導品の製造販売共同事業で2020年の稼働をめざす。現在、国内鹿島事業所で年産2万3000t、米国のクラレアメリカで2万5000tの生産能力有する。

 クラレのイソプレンカンパニー・エラストマー事業部では、スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトン」、液状ゴム、アクリル系熱可塑性エラストマー「クラリティ」などの製品を主体に事業を展開している。

 セプトン販売部のセプトンについては、

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