横浜ゴムの1~6月期 円高・需要減などで減収減益 通期予想を下方修正

2016年08月10日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは8月10日、本社で野地彦旬社長らが出席して決算説明会を開催し、2016年12月期第2四半期連結決算の説明を行った。

 売上高は2681億1700万円で前年同期比9・5%減、営業利益は157億1700万円で同37・9%減、経常利益は123億6600万円で同48・3%減、四半期純利益は82億3500万円で同49・3%減となった。

 原材料安などの好材料はあったものの、国内の自動車生産台数の減少や需要低迷、価格下落などの悪化に加え、円高が収益を圧迫した。

 営業利益については、前年に比べ約96億円の減益となった。その要因は為替でマイナス79億円、原料価格はプラス108億円。価格はマイナス80億円、販売量/MIXはマイナス8億円、工場立ち上げ費用他はマイナス37億円など。

 価格の内訳は、国内の新車用が

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