ランクセス 最終日の公演で小澤征爾氏が指揮

2016年08月04日

ゴムタイムス社

 ドイツの化学会社ランクセスが2011年から継続支援している、NPO法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA=小澤征爾理事長)」の本年の受講生による演奏会が、最終日となる8月1日、東京・渋谷の白寿ホールで開催された。

若手音楽家の演奏で指揮を執る小澤征爾氏

若手音楽家の演奏で指揮を執る小澤征爾氏 ©大窪道治

 同アカデミーは、小澤氏を始め世界的に活躍する室内楽の指導者のもと、アジア圏の才能ある若手音楽家に弦楽四重奏を学ぶ機会を提供することを目的とし、これまで過去5年間に、延べ120人の若手音楽家の育成に取り組み、高い実績を積んできた。

 演奏会では、長野県の奥志賀高原で小澤氏ほかの著名な指導者のもとで厳しい指導を受けたアジア各国、日本の若手音楽家24人がその成果を披露。第2部の合同演奏では小澤征爾氏がタクトを握り、若手音楽家の技術と芸術的才能を余すところなく引き出した。

小澤国際室内楽アカデミー演奏会 ©大窪道治

小澤国際室内楽アカデミー演奏会 ©大窪道治

 ランクセスは、世界各地で才能ある若手を対象とした多くのプロジェクトに参画、「才能ある若手の育成、教育支援を行うことは、企業が社会に貢献できる最適な方法の一つである」としており、日本においても小澤征爾氏が取り組む活動を支援している。

 演奏会終了後のレセプションで

全文:約600文字

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