ゴム相場マンスリー 当限急騰で逆ざや30円に(16年7月)

2016年08月08日

ゴムタイムス社

 7月の東京ゴム相場の推移を見ると、当限終値は月初の168円ちょうどからいったん下げて、8日に最安値となる159・5円をつけた。その後は急騰が続き、22日には終値が190円に達した後、少し下げて25日に188・1円をつけて納会を迎えた。

 先限終値は当限に比べてゆるやかな上昇・下落をくり返し、前月からの「逆ざや」がさらに広がった。月初は155・8円からスタートし、当限と同じように一旦下げたものの、その後の上昇はゆるやかに推移し、21日をピークに再び下がる展開になった。26日発会の新甫17年1月限は、153・7円からスタート。ここでも上昇と下落をくり返し、29日に153・5円をつけて大引けを迎えた。

 7月の東京ゴム相場は、月初に中国で発表された景況指数の悪化などからゴムが売られる展開となったが、一時的に円安傾向に入ったことなどから相場は再び上昇。前月から形成して

(統計表2点あり)

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