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ブリヂストン リオで運送ソリューションの実証開始 独自のITシステム活用

2016年07月14日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは7月13日、グループ会社の「ブリヂストン・ド・ブラジル・インダストリア・エ・コマーシオ(BSBR)」と、ブラジル・リオデジャネイロの主要な交通手段であるBRTの輸送事業者の協力を得て、同社独自のITシステム「タイヤマティクス」を活用した新たな運送ソリューションの実証試験を開始したと発表した。

 タイヤマティクスはセンサーを使ってトラック・バス用タイヤの空気圧・温度を計測し、車両位置情報とともにネットワークを通じて遠隔でリアルタイムにモニタリングするITシステム。ブリヂストンによれば、このシステムを活用した同社独自の運送ソリューションにより、乗客の安全輸送・定時運行とオペレーションの経済性向上への貢献が可能になるという。

 乗客の安全輸送・定時運行への貢献については、運行中のタイヤ情報を高い精度でリアルタイムに把握。異常な空気圧・温度が検知された際には、車両管理者と運転手にアラートで通知する。これにより、タイヤ故障による予期せぬ運行トラブルを未然に防ぐことが可能となる。

 オペレーションの経済性向上への貢献では、タイヤ情報を遠隔でモニタリングすることで、これまでの人手による内圧点検が不要となり、タイヤメンテナンスを大幅に効率化し、より効率的で効果的なタイヤメンテナンスが可能となる。これにより、タイヤをより安全に長く使用することができ、消費するタイヤ本数を削減できる。またタイヤ費用の削減に加え、燃費改善など、効率的なオペレーションを通じて輸送事業者のさらなる経費削減に貢献する。

 同社は、タイヤマティクスを活用した今回の運送ソリューションの実証試験を通じて、BRTの安全輸送と定時運行、輸送事業者の効率的なオペレーション、経済性向上に貢献していくとしている。

 ブリヂストンは2015年中期経営計画で「技術/ビジネスモデル・イノベーション」を重点課題の一つとして掲げている。今回の実証試験をはじめ、今後、新たな顧客価値を提供する様々な運送ソリューションを提案していく方針だ。