1~3月の再生ゴム消費 タイヤ向け低水準続く

2016年06月22日

ゴムタイムス社

 日本再生ゴム工業会が先にまとめた経済産業省統計に基づく2016年1~3月計の再生ゴム消費実績によると、1~3月の消費実績は前年同期比94・1%の5135tとなった。循環型リサイクル材として注目される再生ゴムは、14年まで消費量増加の傾向にあったが、15年に入って自動車タイヤの減産や景気後退に伴い、徐々に需要減退し、消費量は伸び悩んでいる。

 本年1~3月系の再生ゴム消費実績の製品別内訳をみると、自動車用タイヤ向けが前年同期比92・3%、3251t、ゴム板、ベルト製品などの自動車タイヤを除く工業用品向けは

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