ブリヂストン 「サステナビリティ・レポート2015」ダイジェスト版を発行

2016年05月26日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは5月25日、「サステナビリティ・レポート2015」ダイジェスト版を発行し、同社Webサイト上で公開したと発表した。

 http://www.bridgestone.com/respnsibilities/csr/report/download/index.htmlから閲覧が可能。

 ブリヂストングループは、CSRの考え方や活動内容について、ステークホルダーに理解してもらうツールの一つとして、これまで「CSRレポート」や「環境報告書」を発行するとともに、Webサイトで詳細情報を開示してきた。今年からは、持続可能な社会の実現(サステナビリティ)に向けた同社グループの姿勢や活動をよりわかりやすく伝えるために、CSRレポートと環境報告書を統合し、「サステナビリティ・レポート」として発行することにした。

 サステナビリティ・レポートでは、主に財務情報を伝える「アニュアル・レポート」と対になる形で、非財務情報を開示する。今回発行したのは要点をまとめたダイジェスト版だが、環境、社会、ガバナンスなど重要な項目を含むより詳細な情報については、6月に発行予定の「サステナビリティ・レポート2015」フル版で開示していく。

 同社は、中長期的な企業価値向上への取り組みを伝えるべく、さまざまなコミュニケーションツールを通じて財務情報と非財務情報の報告を行っている。報告に際しては、IIRCが提唱する統合報告フレームワークを参考にしている。

 こうしたコミュニケーションツールを通じて、あらゆるステークホルダーに、同社が持続的な成長を果たす上で重要な経営方針のみならず、取り組むべき社会・環境課題を明らかにした上で、これらに対する取り組みを積極的に開示していく方針だ。

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