中部ゴム商組 通常総会を開催 川島理事長が再任

2016年05月23日

ゴムタイムス社

 中部ゴム工業用ゴム製品卸商業組合は5月19日、名古屋の名鉄グランドホテルで第37回通常総会を開催した。

 同会場では、愛三岐支部の第35回通常総会も開催された。
 同支部の総会が終了後、中部ゴム商組の総会が開催され、冒頭、物故者への黙祷が行われた。
 次に挨拶に立った川島理事長は、2期4年を務めた理事長職を振り返った上で、「各支部活動の充実と組合員の増加が今後の課題である」と述べた。
 また、川島理事長は国内市場での中小企業の厳しさについて触れ、「このような環境下、我々は様々な情報を収集しお客様に対応してかないといけない。組合は同業者の集まり。組合活動を通じて情報交換をし、反映してほしい」などと組合の必要性を説いた。
 議案は27度事業報告承認の件、同決算関係書類承認の件、28年度事業計画案、同収支予算案並びに経費の賦課徴収方法案の件を原案通り可決した。
 満期満了に伴う役員改選については、川島理事長、、加藤巳千彦副理事長、加藤龍雄副理事長が再任。山口幹生氏(山城産業)、辰巳浩二氏(北陸バンドー)らが新理事に就任した。
 再任した川理事長は「組合の課題のひとつである各支部の活動を充実していくこと、若手従業員に向けた研修会は行っているが、若手従業員同士の懇親を深める場をより多く提供していきたい」と抱負を語った。
 平成27年度の組合員数の増減は、組合員が2社減で96社、賛助会員が4社増で32社となっている。
 総会終了後は懇親会を開催。新体制のもと理事全員が紹介された。乾杯の発声は加藤副理事長が務めた。

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