東ソー 執行役員制度を6月から導入

2016年05月11日

ゴムタイムス社

 東ソーは5月10日、同日開催した取締役会で執行役員制度の導入と役員の異動を決議したと発表した。

 執行役員制度は、経営の意思決定と監督機能・業務執行機能を分離することで、意思決定の迅速化・効率化を図ることが目的。また、業務執行の役割と責任の明確化を進め、経営環境の急激な変化に対応できる経営体制を構築する。6月29日から導入する。

 執行役員の選任、解任、業務執行の分担は、取締役会の決議で決定する。執行役員は取締役と兼務することができるようにする。執行役員の任期は、取締役と同様に1年間。

 役員の異動については、6月29日付で新任取締役(社外)候補として太平洋セメントの小川賢治取締役、新任補欠監査役(社内)候補として太平化学製品とプラス・テクの田中康彦補欠監査役がそれぞれ就任する。

 また、宇田川憲一取締役相談役、山田正幸取締役バイオサイエンス事業部長兼企画開発室長、村重伸顕取締役四日市事業所長、村田博人取締役(社外)が退任する。なお、宇田川取締役相談役は同社相談役に、山田取締役と村重取締役は同社上席執行役員に6月下旬就任予定。

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