JATMA タイヤの日の点検結果発表 整備不良では空気圧不足が1位

2016年04月25日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は4月22日、「タイヤの日」の8日に全国6ヶ所で実施したタイヤ点検などの結果、タイヤ整備の不良率は15%、内訳では「空気圧不足」が一番多かったと発表した。

 今回タイヤの点検を行った車両は、乗用車系が128台、貨物系が11台の合計139台。タイヤの整備不良車両は、点検台数139台中21台で、不良率は15・1%だった。

 主なタイヤ整備不良の項目別内訳は、乗用車系・貨物系ともに「空気圧不足」が1位。乗用車系では13・3%、貨物系9・1%を占めた。

 空気圧不足は、自動車燃費に悪影響を及ぼすばかりではなく、安全走行にも影響するため、空気圧が不足していた場合には、その場で空気を補充しつつ、ドライバーに対しては、日頃の空気圧管理を呼びかけた。

 同点検はタイヤの日啓発活動の一環として、全国タイヤ商工協同組合連合会とともに、ユーザーにタイヤの日常点検・整備の重要性を幅広く訴求することを目的に実施したもの。

 2団体では、このタイヤ点検結果を踏まえ、正しい空気圧管理が安全走行やエコドライブの基本であることなどを、一層啓発していくとしている。

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