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16年2月のゴムホース 生産量が3ヵ月ぶりに増加

2016年04月26日

ゴムタイムス社

 日本ゴムホース工業会がまとめた2月のゴムホース生産実績によると、生産量(新ゴム量)は2930tで前年同月比0・5%増、出荷金額は111億8400万円で同2・2%減となった(経済産業省が16年7月に発表した修正値を反映)。

 生産量が3ヵ月ぶりに増加した一方、出荷金額は3ヵ月連続で減少した。生産量では、全体の約3分の2を占める自動車用ホースが減少したものの、高圧用、その他用とも数量が伸びたことで、全体の生産量が増加した。

 品種別で見ると、自動車用ホースは生産量が1928tで同2・8%減となり、3ヵ月連続で減少した。出荷金額は83億7800万円で同1・6%減となり、やはり3ヵ月連続で減少した。国内の四輪自動車生産台数は3ヵ月連続で前年同月実績を下回っており(日本自動車工業会調べ)、そのことが、自動車用ホースの生産減に影響したものと見られる。

 高圧用ホースは生産量が335tで同2・8%増。出荷金額は13億8900万円で同3・0%増となり、生産量は13ヵ月ぶり、出荷金額は3ヵ月ぶりに増加した。主な需要先である建設機械の2月の出荷金額は総合計が7ヵ月連続で減少したものの、主力の油圧ショベルで減少幅が縮小した他、補給部品の内需は2ヵ月連続で増加している(日本建設機械工業会調べ)。工作機械も1月の内需が5ヵ月ぶりに増加した(日本工作機械工業会調べ)。また、米国・欧州向けの輸出が堅調に推移したことも、高圧用ホースの需要増の要因になったものと見られる。

 その他用ホースは、生産量は667tで同10・4%増となり、4ヵ月連続で増加した。一方、出荷金額は14億1600万円で同10・2%減となり、2ヵ月連続で減少した。昨年好調を維持していた大口径布巻ホースは、需要が足踏みしているものの、それ以外のホースで生産量が増加したものと見られる。

 1~2月累計の生産量は5657tで前年同期比2・3%減、出荷金額は215億3300万円で同4・2%減となった。

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