三ツ星ベルト 食品搬送用ベルトを開発、新素材採用で離型性向上

2016年04月19日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトは4月18日、食品搬送用樹脂ベルト「ママライン」シリーズで、新たにベルト表面の離型性にすぐれた「ハイブリッドシリコーン」ベルトを開発したと発表した。

 同製品はベルト表面に、ポリウレタンとシリコーン(ポリシロキサン)との共重合体である新素材ハイブリッドシリコーンを採用し、離型性と高い耐久性が期待できる。

 ベルトの表面形状が異なる2種類のタイプを用意した。「ハイブリッドシリコーン・カバータイプ」は色調がスカイブルーの1色、表面の形状は平面。「ハイブリッドシリコーン・コーティング帆布タイプ」は、色調が白とスカイブルーの2色で、表面の形状は帆布面。

 どちらも粘着性のあるパン生地やガム、飴などの食品搬送に最適で、帆布タイプは食品トレーの合流や、払い出しラインなどにも使用可能となっている。

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