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タイヤ各社 2016年モータースポーツ活動を発表

2016年04月11日

ゴムタイムス社


 タイヤメーカー各社は、16年度モータースポーツ(MS)のサポート活動を相次いで発表した。各社はMSをグローバル市場において、重要なビジネス戦略と位置づけており、幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行ってブランド価値の向上を目指すとともに、レースで得られたデータを市販タイヤ開発に活かしている。

◆ブリヂストン
 日本国内では、四輪の「スーパーGT」に注力し、GT500クラスでは10台、GT300クラスでは2台にタイヤを供給する。

 二輪においては、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」と「全日本ロードレース」に供給。鈴鹿8耐ではトップチームをはじめ有力チームにタイヤを提供。ロードレースのST600ではワンメイクとしてレースを支えるほか、最高峰のJSB1000、GP2、GP3の各クラスでもタイヤを供与する。

 海外では、欧州で20万人以上の観客を集める「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」において、参戦する車両にタイヤを供給。

 また、米国では「インディカーシリーズ」で、単独サプライヤーとして全10チーム26台に、ファイアストンブランドのタイヤを提供する。

◆住友ゴム工業
 国内の四輪では、最も人気の高い「スーパーGT」を中心に活動し、「GT500」クラスの4チーム計5台にタイヤを供給する。

 その他、「全日本ジムカーナ選手権」、「全日本ダートトライアル選手権」、「全日本ラリー選手権」、「全日本カート選手権」などの幅広いカテゴリーにタイヤを供給し、各クラスでタイトル獲得を目指す。

 海外では、豪州のツーリングカーレース「V8スーパーカー」にワンメイクタイヤ供給を行う。

 二輪では、国内の「全日本ロードレース選手権」、「全日本モトクロス選手権」、「全日本トライアル選手権」などで有力チームをサポートする他、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」では、世界耐久レギュレーションである「EWC」クラスに参戦する8チームへタイヤ供給を行う。

 海外においては、世界最高峰の二輪レースである「FIMロードレース世界選手権」の「モト2」および「モト3」クラスに、ワンメイクタイヤを供給。モトクロスレースでは、「AMAスーパークロス」での7年連続全階級制覇、「MXGP」でのチャンピオン獲得を目指す。

◆横浜ゴム
 2006年からオフィシャルタイヤサプライヤーを務める「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」に、ADVANレーシングタイヤを供給。今年は全12大会24戦が行われ、日本では9月にツインリンクもてぎで開催される。

 国内では、今年から「全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ」に、ワンメイク供給を開始する。同社が国内トップフォーミュラへ復帰したのは約20年ぶり。また、全日本F3選手権およびSuper―FJシリーズにもワンメイクタイヤ供給を行う。

 その他、「SUPER GTシリーズ」のGT500クラス、GT300クラス、「スーパー耐久シリーズ」、「全日本ラリー選手権」など、内外の様々なレースカテゴリーにタイヤを供給するともに、モータースポーツ活動で得たデータを、市販タイヤ開発に活かしていく。また、「ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ2016」を実施し、競技参加者を支援する。

◆日本グッドイヤー
 注目度の高いワンメイクレースである「ガズー・レーシング・86/BRZレース」の、シリーズプロクラス全戦に、グッドイヤー・レーシングとして参戦する。

 「ネッツ・カップ・ヴィッツ・レース」にも、ワンメイクサプライヤーとしてタイヤを供給する。タイヤのワンメイク化は、レース参加者に同条件でレースをしてもらうことを狙いとしたもので、参加者の運転技術の優劣が結果に直結する。

 また、「D1グランプリシリーズ」については、大会協賛ならびにブースにおけるプロモーションを行うとともに、グッドイヤータイヤ装着チームに対してのサポートを行う。

◆日本ミシュラン
 「スーパーGT」GT500クラスでは、昨年のシリーズチャンピオンとなった「モチュール・オーテックGT―R」他、2チームへタイヤを供給する。

 また、「ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン」において、オフィシャルタイヤサプライヤーとしてレースを足元から支えると共に、今年度から新たに「ポルシェ・GT3カップ・チャレンジ・ジャパン」に対しても、オフィシャルタイヤとして供給を開始することになった。