ニッタ 米子会社で新工場建設の地鎮祭を開催

2016年03月18日

ゴムタイムス社

 ニッタは3月18日、同社の米国における連結子会社ニッタ・コーポレーション・オブ・アメリカ(以下 NCA)が現地時間3月8日、第2工場建設の地鎮祭を執り行ったと発表した。

 同社グループは、2012年度から2020年度の9年間を対象とする中長期経営計画『V2020』を策定しており、その第2フェーズ(2015年度から2017年度)では3大チャレンジとして(1)新製品・新事業の創出、(2)グローバル化の推進、(3)トータルコスト競争力の向上を掲げている。NCAは北南米を中心に事業展開しているが、今後、同地区での販売強化により増加する需要に対し、十分な供給体制を整える為に、第2工場の建設と生産加工設備の増強を行うこととした。同社は、同件により、グローバル市場での更なる拡大に寄与するとしている。

 新工場は7605 Nitta Drive, Suwanee, GA 30024, U.S.A.に所在。第二工場での生産品目はポリベルト・ポリスプリント・NLG。竣工予定は2017年2月。増築部の延床面積は約4500 ㎡。

 地鎮祭は、関係者および、同社より新田元庸氏(ニッタ代表取締役社長)、石切山靖順氏(ニッタ工業資材事業部長)、萩原豊浩氏(ニッタ工業資材(事)グローバルマーケティング部長)を含む約20名の参加を得、NCAの役員および社員代表とともに、建設期間中の安全を祈願した。

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