ブリヂストン 3年連続で「なでしこ銘柄」に選定

2016年03月17日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月17日、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性の活躍推進に優れた企業を紹介する2015年度「なでしこ銘柄」に選定されたと発表した。

 同社は、2013年度、2014年度に引き続き、3年連続の選定となる。

 2015年度「なでしこ銘柄」は、東証全上場企業約3500社の中から、業種ごとに、女性が働き続けるための環境整備を含め、女性人材の活用を積極的に進めている企業を紹介するもの。具体的には、対象企業のうち女性管理職比率を開示している企業について、女性活躍推進の取り組みをスコアリングし、各業種上位企業を選出、その上位企業の中から財務面(ROE)の基準を満たし、かつ女性活躍に関するスコアが上位である企業を選定している。

 今回の選定にあたり、同社常務執行役員人事・法務・知財管掌の余地晋一氏は「今回、3年連続で『なでしこ銘柄』に選定いただけたことを非常に光栄に思います。当社は、『多様性の尊重に関するブリヂストングループの考え方』を2009年からグループ全体に展開し、多様な人々が働きやすく活躍できる職場環境づくりに取り組んできました。こうした取り組みが評価され、今回の選定につながったものと考えています。

 今後も、ダイバーシティを推進するべく、女性の活躍推進を含めさまざまな取り組みを進めていきます」とコメントしている。

 同社の女性活躍推進に関する主な取り組みは「多様性の尊重に関する方針の明示」「女性のキャリア促進」「仕事と家庭の両立支援」の3点。

 「多様性の尊重に関する方針の明示」は、「多様性の尊重に関するブリヂストングループの考え方」を表明し、グループ各社で国や地域の特性に合わせた多様性尊重に関する進捗管理指標(KPI)を設定して活動を推進。

 「女性のキャリア促進」は、女性従業員の活躍支援、及び女性管理職人数の目標値を2020年に2013年対比4・2倍と設定して管理職登用に向けた育成施策を実施。

 「仕事と家庭の両立支援」は、首都圏全3事業所の事業所内保育施設及び提携保育園の完備の他、在宅勤務等の各種制度導入など、多様な人材が働きやすい職場づくりに向けた各種施策を推進している。

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