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三ツ星ベルトの4~12月期 海外事業が牽引し増収増益 農機・OA用販売が堅調

2016年02月09日

ゴムタイムス社


 三ツ星ベルトの2016年3月期第3四半期連結決算は、売上高が515億5000万円で前年同期比3・4%増、営業利益が62億4700万円で同11・7%増となり、営業利益段階では増収増益となった。経常利益は66億4500万円で同4・0%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は46億8100万円で同2・8%減。

 セグメントの業績を見ると、国内ベルト事業のうち自動車用ベルトは、軽自動車税引き上げの影響があったものの、メーカーの新型車投入効果により、組み込みライン用の売上高は前年同期並みとなった。一方、補修用ベルトは国内の車検交換需要の減少に加え、ユーザの中東向けや資源国等への輸出の落ち込みなどから、売上高が減少した。

 一般産業用ベルトは、省エネ意識の高まりから節電効果のあるベルトの売上高が伸長したものの、夏場の天候不順の影響により農業用ベルトの売上高が減少したことなどから、全体では微減となった。また、OA機器用ベルトは、円安によるユーザの国内調達の動きも見られたが、海外現地調達化の流れが継続していることから、国内の売上高は減少した。

 一方、運搬ベルトは食品業界向けの需要が安定的に推移するとともに、合成樹脂素材も企業の設備投資の回復に伴って増加した。

 その結果、国内ベルト事業の売上高は202億8400万円で同2・4%減、営業利益は54億1900万円で同4・4%増となった。

 海外ベルト事業について、欧州では、ロシア経済停滞の影響を受けたことなどから、売上高が減少した。米国では、自動車用ベルトの売上高は前年同期並みとなったが、為替の円安影響を受け、邦貨では増加となった。また、一般産業用ベルトは農業用ベルトの拡販などから増加した。

 アジアでは、自動車用ベルトは東南アジア諸国において自動車販売が低調であったことから、売上高が減少したものの、為替の円安影響により邦貨では前年同期並みにとどまった。また、一般産業用ベルトは中国で農業機械向けや金融端末向けの売上高が増加し、OA機器用ベルトも日系ユーザ向けを中心に堅調に推移した。

 その結果、海外ベルト事業の売上高は

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