ニッタの4~12月期 利益がいずれも2割増加 国内外ともに堅調

2016年02月08日

ゴムタイムス社

 ニッタの2016年3月期第3四半期連結決算は、売上高が473億9800万円で前年同期比8・0%増、営業利益は38億1000万円で同22・3%増、経常利益は86億700万円で同22・4%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は68億4200万円で同21・9%増の増収増益となった。

 売上については、国内では工作機械や物流業界、特殊車両向けなどが堅調に推移。海外では北米・中南米で自動車業界向け、アジア地区では金融機関向けなどが堅調に推移した結果、増収となった。

 営業利益に関しては、継続的な生産性改善の効果や為替の影響、経常利益は持分法適用会社の業績が堅調に推移したことと為替の影響で、いずれも前年同期に比べ2割増加した。

 通期の連結業績予想については、営業・経常・純利益を上方修正した前回(11月6日)公表値からの変更はなく、売上高が620億円で前期比3・2%増、営業利益は43億円で同10・9%増、経常利益は105億円で同10・3%増、当期純利益は84億円で同12・6%増を見込んでいる。

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