西川ゴムの4~9月期 海外好調で増収増益

2015年11月11日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の16年3月期第2四半期連結決算は、売上高が441億1600万円で前年同期比11・3%増、営業利益は24億7900万円で同40・6%増、経常利益は25億6800万円で同25・7%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億9100万円で同105・1%増だった。

 米国やメキシコなどの海外子会社で前年同期に比べ売上が増加し、利益についても米国とメキシコ子会社の収益が改善したことで、増収増益となった。

 セグメント別では、自動車用部品は国内販売で軽自動車税増税などの影響により生産台数の落ち込みがあったが、米国やメキシコの堅調な売上に支えられ、売上高は420億900万円で同12・8%増、営業利益は22億8900万円で同45・3%増となった。

 一般産業資材については、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減の影響が薄れ、住宅着工戸数の持ち直しが見られたものの、売上高は21億600万円で同11・8%減となった。しかし、営業利益は1億8900万円で同1・5%増となっている。

 通期の連結業績予想については、8月7日の前回公表値から変更なく、売上高914億円で前期比3・9%増、営業利益は64億4000万円で同41・0%増、経常利益は64億7000万円で同48・4%増、当期純利益は45億円で同114・5%増を見込んでいる。

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