横浜ゴム 平塚で体験型環境イベントを開催

2015年11月06日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは11月5日、平塚製造所(神奈川県平塚市)で11月14日に「第7回 Think Ecoひらつか 2015」を開催すると発表した。

 エコをテーマにした体験型環境イベントで、「みんなで学ぶ、遊ぶ、楽しめる」をコンセプトに、地域住民や従業員家族との親睦を深めながら、環境保全に取り組む横浜ゴムの企業姿勢を知ってもらう。開催時間は10時(開場は9時半)から14時半で、当日の収益金は平塚市を通じて東日本大震災義援金として寄付する。

 当日は、低燃費タイヤのころがりやすさ、エコ性能を検証するアトラクションとして、普通タイヤと低燃費タイヤを装着した車を実際に斜面からころがす「低燃費タイヤころがり実験」を用意。また、横浜ゴムグループの植樹プロジェクト「YOKOHAMA 千年の杜」を紹介するコーナーでは、平塚製造所で育てた苗木を提供するほか、製造所内の千年の杜を散策するツアーを行う。さらに、東日本大震災の復興支援を目的に横浜ゴムが植樹会などを開催してきた岩手県大槌町での活動紹介やオリジナルグッズの限定販売を行うイベントコーナーを設ける。このほか、平塚市内を流れる金目川で2013年から行っている生物多様性調査と保全活動の報告とパネルディスカッションを開催。東海大学による金目川に暮らす魚たちの「ミニ水族館」や神奈川大学による水道水などの水質測定を体験できる「水質チェックコーナー」を用意する。

 そのほか、CSRパートナー契約を結ぶ湘南ベルマーレによる「ベルマーレキックターゲット」、テレビ神奈川の公式キャラクター「カナガワニ」と楽しめる的当てゲーム、子供向けキャラクターショー、ケナフ紙すき体験、フリーマーケット、模擬店、大抽選会などのアトラクションを用意し、家族連れで楽しめるイベントとなっている。

 同社はCSR経営ビジョンに「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」を掲げており、平塚製造所では地域社会との交流活動を積極的に進めている。「Think Ecoひらつか」は2009年から毎年開催しており、昨年の同イベントには約2,900人が来場した。

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