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ダイキン フッ素ゴム事業を拡大

2011年06月20日

ゴムタイムス社

 ダイキン工業㈱はフッ素樹脂を生産している中国・常熟工場(江蘇省)で、フッ素ゴムの生産設備を新設する。自動車産業が急拡大する中国での自動車用部品で の環境規制対応製品の需要増に対応するもの。2013年1月の量産開始を予定しており、現在の淀川工場(大阪府摂津市)と仏リヨン工場に加えた3カ所での 生産体制となり、常熟での新設によりグローバルでの生産量は6割アップとなる。 同社ではフッ素ゴム、フッ素樹脂、フッ素塗料、電池材料などで従来型の自動車と次世代車、両方の用途で自動車関連の売上高を2010年度実績約120億円 から2015年度に200億円までに拡大させる。増加分80億円のうち半分は中国での売り上げを見込む。 同社によると、中国のフッ素ゴム市場は2010年で80億円、2015年には1・6倍の130億円規模に達すると見込んでいる。 自動車生産台数の伸びに加え、他素材からフッ素ゴムへの切り替え、従来輸入していたフッ素保安部品(オイルーシール、燃料ホース)の中国ローカルメーカー を含めた現地調達へ移行すると見込んでいる。燃料ホースでは現在のフッ素ゴム使用比率30%が2015年には50%に達するとみている。 中国は、2005年に欧州から数年遅れて一台当たり2g/日(EU3相当)の蒸散規制を導入、2010年に排ガス中の有害物質料などの規制(EU4相当) が強化され、環境規制の追い風により、フッ素材料の需要が見込める新たな市場としている。同社のフッ素ゴム「ダイエル」はエンジンルーム、燃料系統、オイ ルシールなどの部品に使用され、燃料・オイル漏れ等を防ぎ、長期にわたって環境への付加を低減する。

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