【企業特集】タグチゴム マレーシアを中心に海外展開

2015年10月07日

ゴムタイムス社

ゴム加工特集 TOPに訊く タグチゴム

―創業からの現在までの歴史を振り返って。
 私の祖父が戦後「タグチゴム工業所」を設立、1956年に有限会社タグチゴム工業所となり、3度目の移転で現住所に工場を構えた。当初のメインのお客様は玩具メーカー様で、大ヒットした「チョロQ」のタイヤはほとんど当社で製造・納入していた。
 80年代にはそれらのお客様の多くが海外に進出、当社もその後追いで87年シンガポールに事務所と工場を設立した。その後玩具メーカーはシンガポールから撤退したが、代わりに続々進出してきた弱電関連の日系企業様との取引が拡大し、90年代には主力商品を玩具部品から工業用品へと切り替えた。このことが当社にとって転機だった。また80年代に海外に出た時の決断が結果的には早期の海外進出を実現し、今の当社の基礎を作ったと言える。

―現在の海外展開は。
 現在の生産量海外比率は

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