ブリヂストン グローバル防災センターを設立

2015年09月08日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは9月8日、同社の安全宣言「安全はすべてに優先する」の防災視点でのメッセージをグループ従業員自らの心に刻ませるために、同社グループの従業員を対象とする「グローバル防災センター」を東京都小平市の同社研修施設であるブリヂストンG―MECビル内に設立したと発表した。

 グローバル防災センターは、2003年9月8日に発生させた栃木工場火災など、忘れてはならない防災事故の原点を振り返るための教育・研修拠点。

 センター内では、過去の火災の事実を語り、心に響かせ、意識に繋げる研修、静電気/粉じん爆発等を体感することが出来る体感機を使用して火の怖さの教訓を行動に繋げる研修、また、火災の残存機材や設備の模型を使った未然防止・早期発見に繋げる研修などを行う。火災事例については、日本だけでなく海外事例も取り込み、グローバルで研修できる環境を整えている。

 なお、同社は来年度以降、「火災」に加えて東日本大震災で得た教訓を基に、「自然災害」に関するテーマを追加し、「グローバル防災センター」の充実を図っていくことを計画している。

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