ゴム関連28社の海外売上高比率 13社が5割超える

2015年08月03日

ゴムタイムス社

 本紙がまとめたゴム関連企業28社の2014年度海外売上高比率によると、25社が前年度実績を上回るか横ばいだった。海外売上高比率が5割を超えた企業数は、半分近い13社に上った。景気の回復が遅れ気味の国内市場に比べ、海外市場が好調だった上、円安の進行が影響した。

 タイヤメーカーでは、ブリヂストンが横ばいだったのに対し、他の3社はいずれも前年実績を上回った。ただ、ブリヂストンは横ばいとはいえ、8割が海外での売上と、すでに28社の中で最も高い水準になっている。

 ブリヂストンの海外売上のうち、地域別で最も多いのは米州の47・5%。中でも米国は37・3%と、3割以上を占めている。14年度の北米タイヤ事業は、乗用車と小型トラック用が順調、トラック・バス用が好調だったことで、13年度(米州45・6%、米国33・8%)に比べ、さらに比率を高めた。

 住友ゴム工業と横浜ゴムは

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