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15年5月の天然ゴム輸入実績 輸入金額が16ヵ月ぶりに上昇

2015年07月09日

ゴムタイムス社


 日本ゴム輸入協会がまとめた15年5月の天然ゴム輸入量(生ゴム)は、合計6万2256tで前年同月比17%増(前年5万3104t)となり、4ヵ月連続で増加した。

 輸入金額は、119億2485万円で同3%増(前年115億50950万円)となり、16ヵ月ぶりに上昇した。

 平均輸入単価はキロ当たり191・5円となり、前月比1・0円下落した。

 1~5月累計では、輸入量で前年同期比6%増加、金額で同15%下落した。

 天然ゴム輸入実績の推移を見ると、昨年後半から、国内タイヤ生産量の伸び悩みと、世界的な需給の緩みによる価格下落が響き、輸入金額は引き続き下落基調にあるが、輸入量は回復しつつある。

 15年1月の輸入量は5万8096t(前年同月比6%減)、金額は114億1746万円(同29%減)で輸入量、金額ともに前年同月比で減少、2月は輸入量が6万2209t(同4%増)、金額は119億3706万円(同21%減)で輸入量が増加し、3月は輸入量が6万6351t(同5%増)、金額は128億376万円(同17%減)、4月は輸入量が6万1718t(同13%増)、金額は118億8024万円(同6%減)となっていたが、5月は輸入金額も上昇に転じた。

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)の統計による5月の自動車用タイヤ・チューブの生産量は、前年同月比4・9%減となり、6ヵ月連続で減少している。一方、国内の天然ゴム営業倉庫在庫量(日本ゴム輸入協会まとめ)は、5月下旬まで4旬連続で増加し、1万3000tレベルまで回復した。天然ゴム輸入量が堅調に推移する中で、在庫量は増加傾向にある。

 また、輸入金額は14年2月以来、前年同月比で減少を続けていたが、4月以降上海ゴム相場の急騰や生産国の異常気象などを要因に現地価格が上昇し、1年4ヵ月ぶりに上昇に転じた。

 月別平均輸入単価(円/kg)は1月が196・5円(前月比0・3円安)、2月は191・9円(同4・6円安)、3月は193・0円(同1・1円増)、4月は192・5円(同0・5円安)と推移し、5月も2ヵ月連続で下落した。

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