日本免震構造協会(和田章会長)は5月28日、東京・神宮前の同協会内で記者懇談会を開催した。
冒頭、和田会長が「当会は創立20年以上が経過し、日本免震構造協会賞も16回目を迎えた。この賞が、研究者たちの励みになっているのはとてもよいこと」などとあいさつした。
続いて沢田研自専務理事から、調査研究事業、研究助成事業、国際交流事業、普及啓発事業など、14年度の事業報告が行われ、同協会の大きな柱である認定事業について、免震部建築施工管理技術者が4000名を超えたと報告があった。
次に、6月11日の総会で発表される第16回日本免震構造協会賞の概要について、川口健一表彰委員長が説明を行った。
最後に、可児長英顧問が、同協会会員企業が集積したデータをもとに「免震建築物の計画推移」を発表した。それによると、13年末までに計画された免震建築物は累計で