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三ツ星ベルトの15年3月期 ベルト好調で増収増益

2015年05月14日

ゴムタイムス社


 三ツ星ベルトの15年3月期連結決算は、売上高が662億5100万円で前期比4・0%増、営業利益は71億3300万円で同16・5%増、経常利益は82億1700万円で同12・5%増、当期純利益は61億4600万円で同30・2%増の増収増益となった。

 セグメント別では、国内ベルト事業のうち自動車用ベルトは、新車組み込みライン用の売上高が前年度並みに推移したが、補修用ベルトは車検交換需要の減少やベルト非装着車種の影響もあり、売上高が減少した。

 一般産業用ベルトや合成樹脂素材は、企業の設備投資の回復に伴い増加した。OA機器用ベルトは円安進行により、一部ユーザーに国内生産回帰の動きがあったことから増加した。

 一方、運搬ベルトは前年度に比べ大型案件が少なかったことから、売上高が減少した。

 この結果、同事業の売上高は272億6800万円で同2・6%増、営業利益は68億8600万円で同4・0%増となった。

 海外ベルト事業のうち、アジアの自動車用ベルトは、新興国で補修市場の獲得に注力した結果、売上高が増加し、一般産業用ベルトも中国を中心に売上高が堅調に推移した。また、OA機器用ベルトは日系ユーザーの新機種への組み込み活動が奏功し、売上高が増加した。

 米国では、自動車用ベルトは補修用の落ち込みにより売上高が減少したが、円安により円建てでは増加した。また、一般産業用ベルトは積極的な拡販活動により、農業用を中心に新規需要を獲得したことから売上高が増加し、全体ではプラスとなった。

 欧州では、ユーロ圏の政治不安やロシア通貨の下落の影響により、自動車用・一般産業用の売上高がいずれも減少した。

 これらの結果、同事業の売上高は293億5500万円で同7・2%増、営業利益は22億2800万円で同49・4%増となった。

 建設資材事業のうち土木部門は、廃棄物処分場関連の工事物件や遮水シートの材料販売が好調に推移したが、建築部門では前年度の消費増税前の需要増加が大きかったこと、夏場の天候不順による改修工事物件の減少などから売上高が減少した。

 これにより、同事業の売上高は54億1700万円で同5・4%減、営業利益は2億6000万円で同1・3%増となった。

 その他(エンジニアリングストラクチュラルフォームやナノ粒子を応用した新製品、仕入商品など)の売上高は、42億1000万円で同5・2%増、営業利益は6100万円で同50・3%減となった。

 16年3月期の連結業績予想については、売上高670億円で同1・1%増、営業利益は67億円で同6・1%減、経常利益は65億円で同20・9%減、当期純利益は46億円で同25・2%減を見込んでいる。

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