藤倉ゴムの15年3月期 自動車関連好調ながらも増収減益

2015年05月14日

ゴムタイムス社

 藤倉ゴム工業の2015年3月期決算は、売上高は304億5700万円で前年同期比4・3%増、営業利益は11億5000万円で同10・4%減、経常利益は15億2200万円で同15・9%減。当期純利益については、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故に起因した損害の賠償にかかる特別利益が減少したことなどにより、13億2600万円で同58・7%減となり、この結果増収減益となった。

 セグメント別では、産業用資材の主力の工業用品部門は、消費税率引き上げの影響を受け住宅関連製品の受注が減少したものの、自動車関連製品の受注が国内外において好調に推移したため増収増益となった。制御機器部門では、アジアの一部地域での受注が低迷したものの、国内において液晶・半導体関連製品および医療機器関連製品の受注が好調に推移し

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