ハンコック、スタッドレスタイヤの新製品を発売…初の日本専用開発

2011年09月21日

ゴムタイムス社
ウィンターアイセプトアイジー

ウィンターアイセプトアイジー

 ハンコックタイヤジャパンは、北海道で研究・開発された日本専用スタッドレスタイヤ『ウィンターアイセプトアイジー』を発売する。同社初の日本専用スタッドレスタイヤとなる。

 新製品は、ショルダーブロック部分のサイプを従来のストレートサイプから3次 元にジグザグサイプを切れ込むことでブロックの倒れ込みを抑制し、ブロック全体の剛性を確保するスリーディメンショナルサイプを採用。これにより、接地面積が拡大しグリップ性・ハンドリング性能も 安定し圧雪・アイスバーン等の走行安定性能が更に向上した。

 

 また、冬道のアイスバーン走行に対して、更に安全な ものにするためウィンターアイセプトアイジーのコンパウンドにスーパーテンシルスパイクファイバー(特殊高強力繊維)を配合。これにより、つるつる路面でのグリップ力が向上。シリカゴムとスーパーテンシルスパイクファイバーの相乗効果で強力なグリップ力を発揮する。

 

 ブロックにスポイドホール配置して、ブロック全体の剛性を強化したことにより、ブロック剛性が上がり、アイスバーンの水膜を吸水・除去を行い圧雪やドライ・ウェット路面などでは、安定した接地面積を確保。トレッドにかかる圧力を均一化することで、偏摩耗の抑制にも貢献する。

 トレッドには4本の太いストレートグルーブを配置。スノー・ウェットの高い排水性能を発揮し、効率の良い排水性能が、安定した走行性能を実現した。トレッドのセンターブロックに高剛性センターリブブロックを採用。制動による接地性向上で、操縦安定性・ハンドリングレスポンスを向上させた。

 

また、トレッド部分のセンター3列にはシベリアンハスキーの足をイメージした「ハスキースリット」、両端のショルダーブロックには遠心模様の「サークルスリット」を配置。“ならし運転”をしていない新品タイヤでも、使用初期から走行時のあらゆる方向に対してエッジ効果と除水性能を発揮できる。

サイズは、14〜16インチで14種をラインナップ。

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