ブリヂストン オーストラリアにORタイヤの新拠点設立

2015年04月10日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは4月9日、豪州で鉱山オペレーション関連サービスの開発と訓練を行う、同社のグループ会社「ブリヂストン・インスティテュート・グローバル・マイニング・ソリューションズ(BIGS)」が、新拠点の開所式を同日実施したと発表した。

 BIGSはオーストラリア ニューサウスウェールズ州に所在。代表者は神谷毅氏。設立年月日は2014年5月6日。資本金は50万AUドル(約4500万円)。出資比率はブリヂストン アースムーバー タイヤが100%。従業員数は2名。

 同拠点は、建設・鉱山車両用タイヤ(以下ORタイヤ)、ベルト、ホース等に関する様々なソリューションサービスを総合的に提供する為の訓練及び事業開発を専門に行う世界初の拠点となる。

 同拠点は、鉱山でタイヤを使用する顧客の最適なオペレーションに貢献するためのグローバルでの中核拠点として、下記機能を有している。まず、下記サービス及びツール並びにこれらのパッケージに関する事業開発(1)タイヤ脱着作業(2)ORタイヤの修理サービス(リペア)(3)ホイールメンテナンス・リペア(4)B―TAG(5)タイヤの状態を管理するソフトウェア。また、将来的には使用済みタイヤ処理を含む3R(Reduce、Reuse、Recycle)活動支援サービス、及びベルト・ホースなどの事業と組み合わせたサービスの開発も進めていく。
次に、全世界の鉱山現場で働く販売員とフィールドエンジニアを対象とした、タイヤ及びソリューションサービスに関する訓練の実施。

 同社グループは、常に市場の需要に迅速に対応し、より高品質な商品・サービスを提供できる体制を構築していく方針。

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