【東京モーターサイクルショー】住友ゴム工業 ツーリング用新製品を紹介

2015年04月03日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業のブースは「ラウンドアバウトから広がる道」をコンセプトに、ツーリングシーンを背景として構成した。

 その中心となったのは、ビッグバイクでのロングツーリングに適した、優れた耐摩耗性能と疲労度の低減を実現した新製品のプレミアムツーリングラジアル「スポーツマックス・ロードスマートⅢ」である。

 耐摩耗性については①リアに3分割マルチプルトレッド構造②センター部に新摩耗コンパウンド③ショルダー部にコーナリンググリップを重視したコンパウンドをそれぞれ採用したことで、従来品に比べフロントで22%、リアでは44%向上した。

 疲労度の軽減は、タイヤのサイド部をしなやかに補強するビードと、前後輪のキャンバースラストを調整する技術の採用により、疲れにくい乗り心地とハンドリングを実現している。

 展示では、同製品を装着したファーストクラスのツーリングモデルであるBMW「R1200RT」や新製品のカット、1000km走らせた後の新製品と従来品のカットを並べて展示することで、大型ツーリングバイクへの装着イメージとタイヤの構造、性能が一目で分かるようになっていた。

 またステージでは、現役を引退したチャンピオンライダーたちによる、同社のツーリングタイヤについてのトークショーなども行われた。

住友ゴム工業のブース住友ゴムの新製品スポーツマックス・ロードマスターⅢ

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