【TPE特集】旭化成ケミカルズ 医療用好調のSEBS

2015年02月18日

ゴムタイムス社

 旭化成ケミカルズの合成ゴム事業部は、スチレン系のSBS「タフプレン」「アサプレンT」と、水添SEBS「タフテック」の2つのカテゴリーでTPE事業を展開している。

 SBSの14年の販売は、需要の柱の一つである道路用途(アスファルト改質材)は、道路の施工が前年に比べ1割程度減少したことから、SBS販売もそれに伴い減少となった。その要因としては、前年の工事量の反動と、天候により夏から秋にかけて工事が進まなかったこと、12月に選挙があり公共事業が一時ストップしたこと―などが考えられる。道路の需要期である1~3月も、対前年度比では需要は伸び悩んでいるようだ。

 粘接着剤用途は依然として堅調で、特に

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