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【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識2 原料ゴムの種類と加工(上) 伊藤眞義

2015年02月21日

ゴムタイムス社

やさしいゴムの基礎知識

 原料ゴムの種類と加工(上)

 現在、天然資源である天然ゴムを始め、多種類の合成ゴムが原料ゴムとして利用されています。また、原料ゴムの形態は、一般によく使用されている固体状態のゴムの他に、液状ゴムと呼ばれている液体もあるため、それらに対応した加工法があります。今回と次回は、これらに関する話です。

 原料ゴムは、(1)汎用ゴムと(2)特殊ゴムに分類されます。汎用ゴムには、タイヤ原料として使用されている天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)など、使用量の多い原料ゴムが含まれています。一方、特殊ゴムには、耐油性、耐熱性、耐候性などの特性を有するニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)、シリコーンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM)、アクリルゴム(ACM)、ウレタンゴム(U)などが含まれています。

 JIS K 6397:2005では、化学構造をもとにこれらの原料ゴムをグループ分けしています注1。Rグループには、硫黄架橋が容易な化学構造を持っているNR、IR、SBR、BR、NBR、CRなどが含まれています。

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