ニッタの4~12月期 自動車など堅調で増収増益に

2015年02月09日

ゴムタイムス社

 ニッタの2015年3月期第3四半期連結決算は、売上高438億6800万円で前年同月比5・4%増、営業利益31億1500万円で同28・2%増、経常利益70億3200万円で同22・3%増、四半期純利益56億1500万円で同34・2%増の増収増益となった。

 同社グループの主要需要業界では、海外で自動車や建設機械業界などの需要が堅調に推移し、国内でも工作機械や液晶・半導体業界の需要が堅調に推移した結果、増収となった。

 損益面でも、原価低減努力や円高修正の影響などにより、営業利益が2ケタ増となった。経常利益についても、持分法適用会社の業績が堅調に推移したこともあり、2ケタ増を達成している。

 通期の業績予想に関しては、営業・経常・当期の各利益を上方修正した前回(11月7日)公表数値から変更なく、売上高600億円で同6・2%増、営業利益38億円で同33・8%増、経常利益86億円で同11・2%増、当期純利益64億円で同11・9%増を見込んでいる。

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