【ゴム用薬品特集】川口化学工業 円安効果で海外伸長

2015年03月09日

ゴムタイムス社

 川口化学工業の14年11月期は、売上高が67億2800万円で前期比8・3%増となったほか、営業利益・経常利益・当期純利益がいずれも大幅な増益となった。

 ただし、鎌田明守営業部長は「利益は円安影響による原料高が響き2期前の水準と比較すると減少している。売上も消費税増税後の市場回復が遅れ予想ほど伸びず、計画した70億円を達成できなかった。」と説明している。

 ゴム薬品に関しては、国内は消費増税前の駆け込み需要と増税後の落ち込みがほぼ同じで、前年並みだった。11月以降はやや低調な状態が続いている。

 一方、海外は円安効果もあって全体的に伸び、販売に占める輸出比率

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