謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返りますと、海外では北米は緩やかな景気回復が継続しましたが、欧州は景気回復が足踏み状態、さらに新興国は中国の経済成長鈍化に加え、アセアン地域・ロシアにおいても低迷するなど世界経済全体として停滞感が増しました。国内では消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が継続しており、景気回復に弱さが見られました。この様な環境の中、当社ではグループ一体となって新商品の発売や国内外での拡販、そして製造部門における継続的なコストダウンや、全社挙げての経費削減などの収益力強化に果敢に取り組んだ結果、２０１４年も増収増益を継続し、４年連続での過去最高益の更新が見通せる状況となりました
さて、２０１５年は『ＶＩＳＩＯＮ ２０２０』の中間目標として掲げた売上高９４００億円、営業利益１０００億円の達成に向け、グループの力を結集し、決意と覚悟を持って取り組まなければならない「勝負の年」だと考えています。この様な状況の下、本年の社長方針として、次の三点を
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