東洋ゴム 中国でのウレタンシートクッション事業を譲渡

2014年11月21日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は11月20日、連結子会社の佛山東洋時利和汽車零件有限公司(以下、TAF社)の同社出資持分を、合弁関係にある広東時利和汽車実業集団有限公司(以下 TGPM社)に譲渡したと発表した。

 同社は、2012年12月に自動車等輸送機器向けウレタンシートクッションを製造、販売するTAF社をTGPM社と合弁にて設立した。

 同社は中国市場において付加価値の高いウレタンシートクッション事業を展開し、自動車メーカーとの取引拡大をめざしてきたが、中国におけるビジネス環境の変化を受け、今回、全出資持分をTGPM社へ譲渡することとなった。

 譲渡手続き完了年月は11月。同件に伴う2014年12月期の連結業績予想への影響については、軽微と判断している。

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