日本ベルトエンドレス工業会が商工懇談・懇親会を開催

2014年11月24日

ゴムタイムス社

 日本ベルトエンドレス工業会は11月29日、東京・上野の伊豆栄梅川亭で商工懇談・懇親会を開催した。
 今年度は東部ベルトエンドレス工業会が当番事務局を務めた。

 午後4時から女流講談師の神田阿久鯉氏が「天明白浪伝 稲葉小僧」を披露した後、場所を移し、懇親会が開催された。
 懇親会では野崎晃ベルトエンドレス工業会会長は、「今回は趣向を凝らして講談付の懇親会となりました。お楽しみ頂けたでしょうか。今年は震災復興等の公共事業等が活発化しており、全体的に昨年よりやや忙しくなってきている。地区が分散しているため一概には言えませんが、東京オリンピックまで少しでも長く明るさが継続するよう期待していきたい。工業会として長い間の懸案事項だった北海道地区ですが、やっと4社入会の運びとなった。これで全国のネットワークが完成した。安全で確実なエンドレス工業を目指し来年も頑張っていきます」などとあいさつした。

 続いて、来賓を代表して挨拶に立った中村典雄ベルト工業会常務理事は「現在統計を作成している最中だが、今年のコンベヤベルトは国内外合わせて94~95%ぐらいになる見込みだろう。特に輸出は悪く、オーストラリアが半減し全体の足を引っ張った。内需は建設資材方面が好調で120%近くまでいくとみている。来年は今年より若干良いというのが、全体の見方となっている。内需主導型で進んでいくだろう」などとベルトの需給状況について解説した。

 2時間にわたる懇親会には、東部ゴム商組の西山博務理事長、山上茂久副理事長ら東部ゴム商組役員らも参加した。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー