東洋ゴム ハイウェイテクノフェア2014で製品訴求

2014年11月18日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は11月17日、東洋ゴム化工品が、11月20日と21日の2日間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される「ハイウェイテクノフェア2014」に道路視線誘導標を展示訴求すると発表した。

 東洋ゴム加工品は、同社のダイバーテック事業化工品セグメントの事業子会社。

 道路視線誘導標は、ドライバーが車線と車線、車道と歩道など道路上の区切りを判別するため、道路のゼブラゾーンや中央線に設置する円柱形の道路保安用品。高い視認性、車両との接触や長期間使用への耐久性に加え、安全維持の観点から損傷時の部品交換の容易さが求められている。

 東洋ゴム化工品は、同展示会において、視線誘導標・車線分離標「トーヨーガードコーン」シリーズを展示訴求する。同製品は、夜間・トンネル問わず、道路上で視認性に優れ、接触時の衝撃を吸収するウレタンエラストマー素材を採用しており、また、設置・交換が効率よく行える点が製品特長となっている。ブースでは、同社が保有する宮崎テストコースにおいて、実際の走行車両が同製品を踏みつけ、耐久・屈曲耐久を調べた衝撃テスト映像や製品説明パネルなどでブース来場者にわかりやすく製品のもつ特長を説明する予定。

 展示する製品は、台座とポール本体の取り外し、交換が容易な構造になっている「ガードコーンライト」、プリズムタイプの反射シートを採用し、反射性能が大幅に向上してトンネル内や夜間走行での安全性を高めた「超高輝度仕様ガードコーン」、本体・反射シートに付着した車両の排気ガスや埃を除去できる「2段式クリーンダスター」。

 同社は、今後もさまざまな製品を通じて安全な道路環境づくりに取り組むとしている。

 同展示会は、高速道路の建設・管理技術に焦点をあてた専門展示会。高速道路事業に関係している企業や研究機関の開発技術やノウハウ等の情報発信の機会を提供することを目的とし、今回で累計11回目。来場者数は年々増加し、昨年は約1万3000人を超える入場者となっている。

 開催場所は、東京国際展示場東京(ビッグサイト)西3・4ホール。開催時間は10時から17時まで。

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