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藤倉ゴムの4~9月期 工業用品好調で増収

2014年11月13日

ゴムタイムス社


 藤倉ゴム工業の2015年3月期第2四半期連結決算は、売上高が140億58百万円で前年同四半期比0・9%増、営業利益は6億1700万円で同2・6%増、経常利益は7億6600万円で同8・4%増、四半期純利益は7億5200万円で同70・5%減となった。

 5月14日に公表した業績予想と実績値の差異については、経常利益については、為替レートが想定より円安に推移したこと等により差異が発生、四半期純利益については、福島第一原子力発電所の事故に起因した被害により東京電力から新たに賠償金の一部として243百万円を受けたため差異が発生したとしている。

 産業用資材では、主力の工業用品部門は、消費税率引き上げの影響を受け住宅関連製品の受注が減少したものの、自動車関連製品の受注が国内外において好調に推移したため増収増益となった。制御機器部門は、国内において液晶・半導体関連製品が好調だったため増収増益。電気材料部門は、電子関連製品の受注が減少したため減収減益となった。この結果、売上高は87億4800万円で同4・0%増、営業利益は4億7900万円で同24・1%増となった。

 引布加工品では、引布部門は、電気・電子関連製品の受注が堅調に推移したものの、一部の自動車関連製品の受注が低迷したため減収減益となった。印刷機材部門は、アジア地域での売上は堅調だったものの、国内及び欧米地域において印刷市場が低迷した影響を受け減収減益。加工品部門は、国内において舶用品関連製品の受注が前期並みに推移したものの、産業資材分野が低迷したため減収減益となった。この結果、売上高は21億9500万円で同7・3%減、営業利益は6300万円で同61・1%減となった。

 スポーツ用品では、ゴルフ用カーボンシャフト部門は、今年3月発売の超軽量「エアー スピーダー」が好評で、さらに9月に発売した「スピーダー エヴォリューション」のツアープロによる使用率が伸びた影響で多くの顧客から支持を得、増収となった。また、これらの広告宣伝を強化したことにより販売費が増加したため僅かながら減益となった。アウトドア用品部門は、キャラバンシューズの新商品を発売したことに加え、前年度に引続きシューズ関連製品の売上が好調に推移したため増収増益となった。この結果、売上高は28億5500万円で前年同期比ほぼ変わらず、営業利益は2億7100万円で同20・2%増となった。

 その他では、物流部門は、荷動き低迷のため減収にはなったものの、品種構成の変化及び経費の削減が奏功し増益となった。この結果、売上高は2億5900万円で同11・4%減、営業利益は3200万円で同16・2%増となった。

 通期の連結業績予想は、売上高が300億円で前期比2・7%増、営業利益が15億円で同16・9%増、経常利益が14億円で同22・7%減、純利益が10億円で同68・9%減を見込んでいる。

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