日本ゼオン 田中社長が中計の進捗状況を説明

2014年11月10日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンの田中公章社長は11月6日、中期経営計画「SZ―20 PhaseⅡ」(14~16年度)の進捗状況を紹介した。

 同計画では事業セグメント別に戦略を構築し、エラストマー素材事業では成長へのグローバルな対応による強い事業のさらなる強化を、高機能材料事業については重点3事業分野での研究開発の加速による事業拡大を目指している。

 田中社長は「今年は3ヵ年のスタートの年に当たり、(同計画のコンセプトである)『変える』ということに着目して、毎月のように計画の進捗管理を行い、変更があった場合にはスピーディーに対応してきた」と述べた上で、各事業の状況を説明した。

 エラストマー事業に関しては、シンガポール工場のS―SBR、水素化NBRの耐熱性向上グレード、アクリルゴム、事業構造改革、手袋用NBRラテックス、手術用手袋素材(E―IR)、C5ケミカル事業を紹介。

 このうち、シンガポール工場のS―SBRは

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