フコクの4~9月期 北米と新興国好調で増収増益

2014年11月04日

ゴムタイムス社

 フコクの2015年3月期第2四半期連結決算は、売上高は前年同期比11・1%増の345億9300万円、営業利益は同43・0%増の21億5300万円、経常利益は同30・4%増の23億8000万円で増収増益となった。四半期純利益は同18・1%増の16億5200万円。

 同社グループの主要顧客先である自動車産業においては、日本国内における販売が駆け込み需要の反動で低迷しているが、引き続き北米や新興国を中心としたグローバルマーケットの需要増に対応するため生産を伸長させている。このような状況下、同社グループの業績も順調に推移した。

 通期の連結業績予想は、9月末の急激な円安に伴う為替差益の計上等により、5月15日に公表した予想数値を大幅に上方修正し、売上高が690億円で前期比7・3%増、営業利益が35億円で同14・9%増、経常利益が39億円で同10・8%増、純利益が26億円で同5・8%増を見込んでいる。

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