日立造船・NEDO  耐衝撃性バイオポリマーを開発

2014年10月14日

ゴムタイムス社

杜仲の種子から原料を製造

 日立造船とNEDOは10月7日、都内で記者会見を行い、同社を主体とする産学連携グループがNEDOプロジェクトとして、食用ではない(非可食性)バイオマスを利用した耐衝撃性バイオポリマーを開発したと発表した。

 代表的なバイオ素材のポリ乳酸に比べ26倍の耐衝撃性がある。石油由来の標準的なポリマーと比べても、同等あるいはそれ以上の耐衝撃性があることから、自動車や介護、スポーツなどの分野で活用が見込まれており、早ければ来春にもゴルフボールなどで使われ始めるという。

 今回開発した耐衝撃性バイオポリマーは、同社が20年以上前に製品化して

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